今日、つまり3月10日。
阪神優勝に浮かれたファンが道頓堀に投げ込み、長い間行方不明となっていたカーネル・サンダースが道頓堀川の清掃中に救出されたそうですね。
これで呪いがとけるのでしょうか?
この意味が分からんという人のためにちょっと解説します。
1985年、阪神タイガースのリーグ優勝が決まった際、ファンがケンタッキーフライドチキン道頓堀店のカーネル像を当時の助っ人・ランディ・バースに見立てて、店員の制止を聞かずに胴上げの末道頓堀川に投げ込んだことが社会問題となりました。この事件以後、阪神は18年間もリーグ優勝から遠ざかったため、これを「カーネル・サンダースの呪い」だと呼ばれています。
このカーネルさんは、「探偵!ナイトスクープ」88年3月の第1回放送でダイバーを使って捜索したが川底にはヘドロが1m以上堆積し視界も悪く発見することは出来ませんでした。以降数回に渡り同番組で捜索するも発見されず、
「阪神ファンの家を転々としている」
「何処かの神社に御神体として奉られている」
という都市伝説が発生しました。
ちなみに、この事件を契機に他の店舗にも悪戯が多発し、像が誘拐され交差点の横断歩道前や地下道など街頭に置き去りにされたりしました。中には、像を誘拐した者がカーネル・サンダースになりきって盗まれた店舗に電話し、店員が発信元の電話ボックスに急行したところ実際に像がボックス内に立っていたり、個人の自宅の庭先に置き去りにされたりするケースもありました。眼鏡やステッキといった部品単位で盗難される被害も多発しました。以後、各店舗のカーネル・サンダース像はボルトやチェーンで固定されることになりました。
それにしても大阪人、おそるべし!
ちなみに、ウィキペディアには、あっという間に書き込まれていました。
つづく
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